村上春樹氏反原発スピーチが日本語オンリーなことへの違和感
担当する英語の授業のいくつかでは、テキストの他に各学期ごと何回かは時事ネタを投げ込みで入れるんだが、今期は「東日本大震災」関連の話が開講時にはでかくなりすぎていた上に、事態があまりに流動的すぎて、どんなテーマをどのタイミングでやるか図りかねたまま3ヶ月が経過してしまった。
村上さんがカタルーニャ賞の授賞式で反原発スピーチをぶちかましたと聞き、内容への賛否はともかく(むしろ賛否が分かれる内容の方が)学生が自分なりに考えるきっかけにはいいだろうと思って、
……いろいろと探してみた。
ただ、私が担当しているのはあくまで英語の授業なので(笑)、英語版のスピーチ全文がないかと漁ってみたが、リリースされていない。
私の他にもいろいろな人が探していたが、カタルーニャ国際賞の公式サイトにも英語版の謝辞しか出ていななかった。
村上氏は国内で他に意見を発信する場がないような小物ではないし、村上氏ほどのビッグネームであれば、日本批判・原発批判を声高に唱えたからといって潰されもしないだろう。そして何より村上氏は、イスラエルの文学賞であるエルサレム賞の受賞スピーチで、イスラエルのガザ侵攻批判を英語でやってのけた胆力と英語力の持ち主でもある。
……なのにこの人は、体裁だけは世界に向けてアピールする姿勢を採りつつ、日本人に日本批判を聞かせるためだけに、わざわざスペインまで行って、日本語で一席ぶってきた、ということなのだろうか。なんとも言えない違和感を感じつつ、さて授業ではどうすべぇ……。
11/06/13 05:32 - Hiro - No comments - TrackBacks(No Trackbacks) - Permalink
村上春樹さん:カタルーニャ国際賞・反原発スピーチ関連記事・動画まとめ
- 村上春樹 – Wikipedia
- 核への「ノー」貫くべきだった 村上春樹氏がスピーチ - 47NEWS(よんななニュース)(2011.6.10)
- 【村上春樹】村上春樹カタルーニャ国際賞スピーチ要旨 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)(2011.6.10)
- 【村上春樹】カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)(2011.6.10)
- 村上春樹さん 原発政策を批判 NHKニュース (2011.6.11)
- AFP: Murakami criticises Japan's nuclear policy (2011.6.9)
- Novelist Murakami raps Japan's nuke policy during award speech - The Mainichi Daily News (2011.6.10)
- Novelist Murakami slams nuclear policy | The Japan Times Online (2011.6.10)
11/06/12 06:18 - Hiro - No comments - TrackBacks(No Trackbacks) - Permalink
【USTREAM で放送中】シンポジウム「緊急事態における科学者の情報受発信~フクシマからの教訓」(5月30日(月)14時30分~16時30分)
ただいま USTREAM で放送中です。
シンポジウム「緊急事態における科学者の情報受発信~フクシマからの教訓」
0 : これまでの視聴数 2011年5月30日(月)、福島第一原発事故に際し、英国政府首席科学顧問として様々な役割を担ったサー・ジョン・ベディントンを基調講演者とするシンポジウムを開催します。このシンポジウムには、緊急事態にも正確でわかりやすい情報提供を行うことで多くの人々に支持されているジャーナリストの池上彰氏をファシリテーターとしてお迎えし、連続する予測不能な危機に直面した際の、意思決定者への迅速・正確なアドバイスの提供、事態が引き起こす複雑なリスクに関する一般市民への適切な情報伝達など、様々な課題について討論する機会を設けます。
配信時間:
2011年5月30日(月)14時30分~16時30分
配信中、#bescienceを使ってTwitter上でベディントン教授への質問を受け付ける予定です
11/05/30 14:53 - Hiro - No comments - TrackBacks(No Trackbacks) - Permalink






