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匿名で書くお仕事ブログ
cybozu.net ジェネラル・マネージャーの小川浩さんが、
cybozu.netプロジェクトチーム公式Blogに「
社員の個人Blogが内包するリスクについて」という記事を書かれていました。
Blogはコミュニケーションツールとして非常に強力です。
しかし、だからこそ実は、社員がBlogを書くということには会社と従業員の双方にとって大きなリスクがつきまとうということを、改めて指摘しておきます。
(個人が書いたBlogによる)企業情報や個人情報の漏洩、そしてそれによる社員の解雇や人材の流出、損害賠償責任の発生等、がそれです。
大学職員ブログリンク集では、名前のとおり大学職員の方が書かれたブログを紹介させていただいており、それぞれに興味深い話がつづられておりますが、実名の人はひとりもいません。このあたり、やはり教員のようにはいかないのが実情で、みなさんそれぞれに限界点を探りながら書いているのがよくわかります。学校の場合、記事の内容によっては学生の個人情報なども絡んでくるので、なかなか微妙です。
このリンク集には収録されていないのですが、やはり同業の方が書かれていた日記があって、内輪の話もいろいろ書いてあったのですが、ある日の記事を見ると、映画だったかテレビだったかのロケが来て云々という話が出ている。で、そこに出てきたタイトルだったか芸能人の名前だったかを検索したら、ロケ先があっさりと特定されてしまったので、メールしたときに「○○大学にお勤めですか」とやったら、警戒されたらしく結局やりとりが途絶えてしまい、ほどなくリニューアルされてその記事もどこかにいってしまいました。
小川さんも
危険なのは、Blogが見た目に非常に簡単なシステムに見えることと、日本においては個人日記サイトの延長線で見られているということです。だから社員も軽率になんでも書いてしまいがちになるし、会社もそれに対する用意を怠りがちなのです。
と言われていますが、匿名でブログを書いていると、あまりにも手軽なので、つい書きすぎてしまうことが起こります。
読む方にしてみればその方が絶対に面白いのですが、途中で書き手の身元がバレてしまうと、過去の記事のことまで蒸し返されて、本人も勤め先も関係者全員が不幸になることにもなりかねません。
仕事のことだけに限りません。インターネット上でもプライバシーは保護されてしかるべきですが、自分で書いてしまったことはプライバシーとは認めてもらえないのが普通ですので、自分の発言がどういう結果を招来するかは、きちんと考えて書く必要があるでしょう。
私自身は、ご覧のとおり実名で、また、実名で書いても支障がないだろうと(少なくとも私は)思う範囲で書いています。匿名で書いていればもうちょっと面白い(アブナい)ことも書けそうな気がするのですが(^_^;)、狭い業界ですからバレるリスクは高いですし、1500人は読んでいるであろうというメーリングリストの管理人なんてことをやっている以上、バレたらとてつもなく面倒なことになるのが目に見えています。
そういうわけで、このブログには、(それこそ実名で書いてるのだから、「うそつき」呼ばわりされないためにも)少なくとも意図的に嘘は書いたりしていないつもりですが、だからといって私が思っていることすべてが書いてあるわけでもありません。 正直きゅうくつに思うことも多いのですが、匿名でなければ書けないことがあるのと同じように、実名で書くからこそ意味があることもあるだろう、というところです。
職員ブログのみなさんの取組みも、社会にとって意義あることだと思いますが、クビになったら続けられませんから(^_^;)、どうかお気をつけいただきつつ、これからも書き続けていただきたいと思います。
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