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高校の「履修逃れ」問題と海外留学
事態の概略についてはマイスターさんのブログ(
俺の職場は大学キャンパス)をご覧ください(各記事へのリンクは「続きを読む」)。
既に騒ぎが始まってだいぶ時間が経っていますので、ちょっと違う視点で考えてみたいと思うのですが……この問題について、海外の大学がどう反応するか、気になっています。
既に国内でも推薦入試の時期に突入しており、履修逃れ問題の「救済措置」についても議論されています。これについて
などと(元首相ともあろう方が)言っておられるようですが、そんなことを認めてしまったら、日本の高校が発行する証明書の信ぴょう性は紙切れ以下になります。
本物なのに。
日本国内については、文科省が「まぁ、いいじゃん」と言えば、たぶんそれで終わってしまいますが、
外国の大学には文科省の言うことを聞く義理はありません。「偽造」が疑われる成績証明書(が添付された出願書類)は拒否される可能性だってあります。実際には、そんなあからさまなことはせず、ブラックリストに載った学校からの出願者は書類選考の段階で不合格、ということにしてしまうかもしれませんが。
形だけの補習になってしまうんじゃないかとか、もっと根本的な部分の問題を放置したまま泥縄式に対応することに意味があるのかとか、いろいろな議論はあるでしょうし続けていく必要がありますが、とにかく起こってしまったことについての「落とし前」はきっちりつけておく必要があります。
日本でも、留学生の受け入れにあたって
出願書類の真偽が問題になったりすることもありますが、(それが留学生にとっていいやり方か、という議論は別にして)実際に来日して受験することになる場合が多い日本の留学生入試より、書類選考のウェイトが高い海外の大学において、証明書類が紙切れになってしまったらどういうことになるのか、考えてみる必要があると思います。
この問題に絡んで自殺を遂げられた校長先生のニュース
は、高校の「履修逃れ」問題の存在と共に、既に全世界に配信されています。
問われているのは、日本の教育制度の信頼性そのものです。
(1日朝:記事リンク先を追加)
(6日夜追記)
結局こうなりました。
(7日朝:マイスターさんの記事へのリンクを追加)