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アカデミー賞二題
戦争中に授賞式が行われることになりました今年のアカデミー賞ですが、日本の「千と千尋の神隠し」がオスカーを受賞しました。
宮崎駿監督が、戦争が始まったこともあり、次回作の準備を理由に会場に行かなかったため、監督自らオスカー像を受け取る、という絵は実現しませんでしたが、日本のアニメ史上歴史的な瞬間であることには変わりありません(ただし、「長編アニメ賞」は去年からなので、「長編作品では初」だから凄い、というのはちょっと違うんだが)。
もうひとつアカデミー賞といえば……やっぱりマイケル・ムーアか。
こちらは長編ノンフィクション部門で、高校の銃乱射事件から銃社会・アメリカの実像を抉った「ボウリング・フォー・コロンバイン」が受賞しました。
ムーア氏がブッシュ大統領を痛罵した場面はテレビでも散々流れたので(アメリカのテレビニュースでは扱いに困っただろう)、オフィシャルサイトのスピーチのURLだけご紹介しておきます(ストリーミング映像もあるので、見逃した人はどうぞ):
75th annual Academy Awards
Documentary Feature: BOWLING FOR COLONBINE
Acceptance Speech: Michael Moore
http://www.oscar.co...
「店長の書棚」で、チョムスキーの「9・11」を採り上げたときにも言いましたが、こういう状況下でもこういうことが言える、アメリカという国は確かに凄い(ところもある)と思います。
それでも、非戦派が「物言えば唇寒し」状態に追い込まれていることは、開戦後の大統領支持率急上昇が明確に示していますが。