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08/01/01 00:01 - Hiro - - TrackBacks(No Trackbacks) - Permalink
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実名で書くお仕事ブログ?
この間、「匿名で書くお仕事ブログ」という記事でも、「自分の発言がどういう結果を招来するかは、きちんと考えて書く必要があるでしょう」と書きましたが、なんというか、もっとも極端な形で、大騒動になった事件の話です。
親会社が外資系だったこともあるのか、このニュースは英文で配信までされてしまいました。*1 フランチャイズ先のバイトに引っ掻き回された立場の社長にしてみれば「勘弁してくれよぉ」と頭を抱えるほかないところでしょうし、当の本人にしてみれば、ただただ呆然、という状況ではないかと思います。
本人のブログが削除されてなお、ミラーサイトに(本人や友人の顔写真を含む)当該記事をコピーしてまで叩き続けているのはやりすぎだ*2と思いますが、きっかけになった記事を出した本人の不注意というか無用心さには弁解の余地がなく、まぁとにかくため息しか出ない感じです。
元記事からリンクされている
ITmediaニュース:「Blogでクビにならないために」――EFFが提言 (2005.4.11)
http://www.itmedia....
という記事には、社員のためのもっとも簡単な(?)ブログ指針として、「ブログ上でバカなことをするな」というのが紹介されていますが、この件も含めて最近出くわしたいろいろな騒動を見るに、何をもって「バカなこと」と考えるかというコンセンサスが完全に失われている*3上に、そもそもインターネットというのは世界中どこからでも見られるものなのだ、という感覚が書き手に全く感じられないケースが増えています。友達同士で交換日記をやっているのとは訳が違うのです。*4
おそらく、ブログの普及によって、あまりに簡単に、自分の思ったことが公開できてしまうからでしょう。
ブログというメディアもまた脳の延長のひとつである、と考えれば、思ったこと、感じたことが直ちに(モブログ(=携帯メールからブログ)のように、文字だけでなく画像まで付いて)可視化されること自体は、確かにすばらしいことです。
しかしネット社会はまた現実社会の延長でもあるわけで、従業員が客の悪口を言っているのが当の客の耳に入れば店にクレームが行くのが当たり前であるように、現実社会で非常識なことはネット上でも非常識であるはずです(このあたり、最近かなり怪しくなっているのも確かですが)。
あまりに手軽すぎて、記事の公開前後に見直す、ということがなくなってしまっているような気がします。もっとも、最近の様子を見ていますと、見直しても問題に気づかないまま行っちゃいそうなケースが多そうですが……。
ひとつ間違いないことは、ひとたびネット上でトラブってしまえば、(誰に非があるかは別問題として)どうやっても穏便に済ませることは絶対に不可能だということです。
あちこちでブログだ wiki だ SNS だと炊きつけて回っている(しかも炊きつける対象に学生が含まれる)身としては、炊きつけるだけでなくその辺のフォローもしていかなければいけないな、と再認識させられる事件でした。
ITmediaニュース:「オタ」「きもい」──スタッフのブログ発言、企業を巻き込む騒動に (2005.8.23)これが完全に匿名のブログだったら、2ちゃんねらーに見つかっても「言ってくれるじゃねぇかゴルァ!」で済んだのかもしれませんが、書いている本人・バイト先の同僚・実際にコミケ会場で販売していた会社のロゴ入りキッチンカー(?)の写真が写りまくりで、どこの会社か一目瞭然の代物だったために、「晒し上げ(age)」られて「祭り」状態になってしまい、ついには本社のホームページで社長名による謝罪文が出るまでの騒ぎになってしまった、というものです。
http://www.itmedia....
米国系ホットドッグチェーンの「ネイサンズフランチャイジーオブジャパン」は8月23日、Webサイトに「移動店舗内スタッフによるブログ上の発言」について「極めて遺憾」とする文章を掲載した。
発端は8月12~14日に東京で開かれた「コミックマーケット」(コミケ)。会場に出店した同社フランチャイズ企業のアルバイトスタッフが、実名で運営していたブログに「みんな頑張ってバイトしています!まぁお客はみんなオタ」「大量オタ。これがぶぁぁぁぁあっているの。恐い!きもい!」などと写真付きで記事を掲載した。
これを読んだユーザーが「客をばかにしている」などと掲示板などで反発。その後ブログは削除されたが、同社にも苦情が寄せられたもようだ。
親会社が外資系だったこともあるのか、このニュースは英文で配信までされてしまいました。*1 フランチャイズ先のバイトに引っ掻き回された立場の社長にしてみれば「勘弁してくれよぉ」と頭を抱えるほかないところでしょうし、当の本人にしてみれば、ただただ呆然、という状況ではないかと思います。
本人のブログが削除されてなお、ミラーサイトに(本人や友人の顔写真を含む)当該記事をコピーしてまで叩き続けているのはやりすぎだ*2と思いますが、きっかけになった記事を出した本人の不注意というか無用心さには弁解の余地がなく、まぁとにかくため息しか出ない感じです。
元記事からリンクされている
ITmediaニュース:「Blogでクビにならないために」――EFFが提言 (2005.4.11)
http://www.itmedia....
という記事には、社員のためのもっとも簡単な(?)ブログ指針として、「ブログ上でバカなことをするな」というのが紹介されていますが、この件も含めて最近出くわしたいろいろな騒動を見るに、何をもって「バカなこと」と考えるかというコンセンサスが完全に失われている*3上に、そもそもインターネットというのは世界中どこからでも見られるものなのだ、という感覚が書き手に全く感じられないケースが増えています。友達同士で交換日記をやっているのとは訳が違うのです。*4
おそらく、ブログの普及によって、あまりに簡単に、自分の思ったことが公開できてしまうからでしょう。
ブログというメディアもまた脳の延長のひとつである、と考えれば、思ったこと、感じたことが直ちに(モブログ(=携帯メールからブログ)のように、文字だけでなく画像まで付いて)可視化されること自体は、確かにすばらしいことです。
しかしネット社会はまた現実社会の延長でもあるわけで、従業員が客の悪口を言っているのが当の客の耳に入れば店にクレームが行くのが当たり前であるように、現実社会で非常識なことはネット上でも非常識であるはずです(このあたり、最近かなり怪しくなっているのも確かですが)。
あまりに手軽すぎて、記事の公開前後に見直す、ということがなくなってしまっているような気がします。もっとも、最近の様子を見ていますと、見直しても問題に気づかないまま行っちゃいそうなケースが多そうですが……。
ひとつ間違いないことは、ひとたびネット上でトラブってしまえば、(誰に非があるかは別問題として)どうやっても穏便に済ませることは絶対に不可能だということです。
あちこちでブログだ wiki だ SNS だと炊きつけて回っている(しかも炊きつける対象に学生が含まれる)身としては、炊きつけるだけでなくその辺のフォローもしていかなければいけないな、と再認識させられる事件でした。
- 1 Nathan's hot dogs in hot water for labeling otaku 'sickening.' Mainichi Daily News, 2005.8.24
- 2 一緒にミラーされてしまった前後の記事には、近所だか親戚だかの子供まで写ってるし。
- 3 これは、騒ぎの発端となることを「やらかす」方だけでなく、それを「叩いている」側にも言えることです。
- 4 と、いうことに気づいた人が SNS に流れる、とも言えるかもしれませんが、mixi みたいに100万人規模ともなれば、友人限定公開にしていないかぎりまったく変わらない、ということに気づいている人は、案外少ないようだ、とも言わざるを得ないのは、このブログを読んでくださっているみなさまにはお分かりいただけると思います。
当ブログの記事内容はすべて管理人の私見であり、勤務先・所属組織等の公式見解ではありません。
posted at 23:32 on 05/08/24 by Hiro - Category: Blog (Nucleus)
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2006/10/16 02:02
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