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行方昭夫『英文の読み方』
授業の最終回で紹介するのにいい本がないかな、と探してきた本の二冊目。
『これが正しい!英語学習法』の方は全体的な指針を示すものだが、こちらは精読を極める本。
真に英文を読む下すための1冊
想像力の格闘家
英語を学んでいる大学生は是非読んで!
私も授業中に「直訳的に訳したらこうだろうけど、こうすると、もっと自然でわかりやすいよね」というのはしょっちゅうやっているが、本書ではそれをさらに徹底し、「曖昧な「ピンぼけ訳」を脱して、「正確に訳す」訓練をする中で、「読み方」を身につけていく」というアプローチを取っている。
また、「その they は誰?」「その it って何のこと?」というのもしつこくやってきたので、(日本語に訳すときには消すことも多いが)「代名詞は論理の流れを追う鍵」(p.92)というのも、まったくそのとおりだと思うし、「簡単そうに見える単語でも、前後の「筋」を見ないことには訳せない場合も多々ある」(p.109)というのと合わせて、何度も授業で言った覚えがある。
正直、自分の授業がある意味古風な訳読メインのスタイルになっていることに、ちょっと自己嫌悪を感じていたのだが、『これが正しい!英語学習法』とこの本を読むと、自分の未熟さはともかく、このアプローチ自体が間違っているわけではない、とも思えてきた。
幸い、シラバスを見る限りこのスタイルを採っているのは私だけのようなので、このまま押し通させてもらおうかな、とも思い始めた今日この頃。
文章自体は読みやすいし例文もいろいろなところから採ってきていて面白く読める。ただ、その奥深さは1度読んだらすべてをマスターできるようなレベルではないので、また読み返したい。
『これが正しい!英語学習法』の方は全体的な指針を示すものだが、こちらは精読を極める本。
行方 昭夫
岩波書店 (2007/05)
売り上げランキング: 201
岩波書店 (2007/05)
売り上げランキング: 201
おすすめ度の平均: 

真に英文を読む下すための1冊
想像力の格闘家
英語を学んでいる大学生は是非読んで!- 何よりも「読む」ことをゆるがせにしては決して本当の英語力は身につかない(p.3)
- コンテクストを把握した上で、書き手の気持ちや言外に込められた意味など英文の裏の裏まで読み解き、それを活かした日本語に直せる力こそが、総合的な英語力の何より重要な基礎(p.5)
私も授業中に「直訳的に訳したらこうだろうけど、こうすると、もっと自然でわかりやすいよね」というのはしょっちゅうやっているが、本書ではそれをさらに徹底し、「曖昧な「ピンぼけ訳」を脱して、「正確に訳す」訓練をする中で、「読み方」を身につけていく」というアプローチを取っている。
また、「その they は誰?」「その it って何のこと?」というのもしつこくやってきたので、(日本語に訳すときには消すことも多いが)「代名詞は論理の流れを追う鍵」(p.92)というのも、まったくそのとおりだと思うし、「簡単そうに見える単語でも、前後の「筋」を見ないことには訳せない場合も多々ある」(p.109)というのと合わせて、何度も授業で言った覚えがある。
正直、自分の授業がある意味古風な訳読メインのスタイルになっていることに、ちょっと自己嫌悪を感じていたのだが、『これが正しい!英語学習法』とこの本を読むと、自分の未熟さはともかく、このアプローチ自体が間違っているわけではない、とも思えてきた。
幸い、シラバスを見る限りこのスタイルを採っているのは私だけのようなので、このまま押し通させてもらおうかな、とも思い始めた今日この頃。
文章自体は読みやすいし例文もいろいろなところから採ってきていて面白く読める。ただ、その奥深さは1度読んだらすべてをマスターできるようなレベルではないので、また読み返したい。
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