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08/01/01 00:01 - Hiro - - TrackBacks(No Trackbacks) - Permalink このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
Home > 例外的状況との対峙

例外的状況との対峙

 またも,Japan Mail Media の最新号(6/22)ネタですが・・・

http://jmm.cogen.co...
(常時最新号が掲載されるので,日が経てば中身は変わります)

 韓国は快進撃を続け,日本は決勝トーナメントに進出したところまでで敗退しました。それも,なんというか,それまでの勢いに欠けた感じが目に付く印象を受けました。

 そう思ったのは私だけではなかったようで・・・日本サッカー史上初めての決勝トーナメント,悲願だった筈の晴れ舞台に躍り出たはずの日本が(しかも心理的には圧倒的に優位に立てるはずのホームでの試合で)苦戦することになったのはなぜか?
 作家,冷泉彰彦氏は,「例外を許さない」日本の社会風土にも原因があるのではないか,と考察しています。

> 想定していなかった例外的な事態に対して、このままではダメだ、
> でも今この瞬間にどうしても自然に体が動かない、そんな困惑の
> 表情はどこから来たのでしょう。それは「例外を許さない」日本
> の社会風土が関係する、私にはそのように思えました。例外を許
> さない風土は、例外的な事態への対応に慣れていない人間を作り
> 出すのではないだろうか、いかに国際経験を積み、個を鍛えてみ
> ても、どこかで例外を恐れる習性が顔をのぞかせてしまうのでは
> ないのだろうか、そんな重たい困惑が選手達を押しつぶしていた
> ように見えたのです。

 日本ではもちろん,今や世界でも通用するレベルのテクニックを持つ(そういう意味では,自らの存在自体が「例外的」でさえある)日本代表の選手達でさえそんな心理状態に陥ってしまうというなら,問題の根は深いと言わなければなりません。

 日本の教育がどちらかというと「例外」に非寛容であることは,今回のワールドカップ絡みでも,イギリスのベッカムから交流会で小学生がもらったサインを,キャンプ地の兵庫県津名町教育委員会が没収するという事件からも明らかです。

http://www12.mainic...

 教育委員会は,「参加できなかった児童が多く、各学級に1枚ずつ記念に配れると思った」と釈明したそうですが,没収(教育委員会は「回収」と表現したようですが)された方はたまったもんじゃない。

 ・・・が,取り上げた教育委員会のスタッフだって,別に子供たちをいじめようとしてそういうことをしたわけではなく,釈明どおりのことを本気で考えていたに違いありません。
 子供たちや親からの集中砲火を浴びて,さぞかし途方に暮れたものと想像できます。

 私も,大学職員としてはかなり「例外的」な口ですが,そんな私でも職員が務まっているのですから,日本大学というところは,世間で思われているよりも懐が広い学校だと言うこともできるでしょう(こらこら)。
 前の職場の国際課は,世界との窓口でしたし,今度のビジネススクールは,大学とビジネスワールドとの接点です。どちらも前例や慣習に捕らわれすぎていては務まりません(学校である以上,一貫性というものはなくてはいけませんから,前例を確認することは必要です,念のため(^_^;))。

 例外的な(往々にして危機的な)状況にも途方に暮れることなく,自分にできることをする,そんな「熱さ」を,忘れずにいたいものです。

当ブログの記事内容はすべて管理人の私見であり、勤務先・所属組織等の公式見解ではありません。
posted at 23:00 on 02/06/23 by Hiro - Category: 徒然なるままに このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加

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